導入事例

1年で組織風土が変わる!? RPAの「知られざる効果」

1年で組織風土が変わる!? RPAの「知られざる効果」

「RPAはパソコン作業を自動化して、作業時間を削減するためだけのツール」 そう思っていませんか?
確かに単純作業の自動化は得意ですが、実はそれ以上に強力な「使いみち」があります。
それは、「会社の組織風土を根本から変えること」です。
今回は、通販企業A社様が、RPAをきっかけに、わずか1年で「社員自らが主体的に業務改善を行う組織」へと生まれ変わったストーリーをご紹介します!

1. 手作業による「注文処理」でパンク寸前だった現場

今回の主役であるA社様は、一般消費者向けのネット通販(ECサイト)などを運営している企業様です。次から次へと舞い込む膨大な注文データを、スタッフ全員がつきっきりで手入力していました。特に、深夜や休日に溜まった注文を一気に処理する「月曜日」や、注文が集中する「月末・月初め」は、作業時間が足りずにパンク状態に陥っていました。スタッフの皆様からも「この過酷な状況を何とかしたい!」という切実な声が上がるほど、現場は多忙を極めていたのです。
そんな中、A社様から「売上集計とデータ管理の部分で業務改善を行いたい」とのご相談をいただいたことが、すべての始まりでした。

2.「スモールスタート」をあえて無視した、社長の本気の決断

通常、初めてRPAを導入する企業様には、現場の負担も考慮して「まずは簡単な作業から、少しずつスモールスタートで始めましょう」と提案することが一般的です。
しかし、A社様の場合は異なりました。 事前に社長自らが全社員に向けて、「RPAを使い、1年かけて業務の改革をやり遂げる」と力強く宣言したのです。
「社内の一部の人だけがITツールを使いこなしても、会社の根本的な課題は改善されない」。そう確信していた社長は、まさに全社員に向けて業務改革に挑む覚悟を決めていました。

3. 真の狙いは、時間の削減ではなく「社員の意識改革」

実は、社長がRPAの導入で本当に成し遂げたかったのは、単なる業務の効率化や改善だけではありませんでした。
社長の本当の狙いは、ズバリ「組織風土の醸成」にありました。 「社員の中に、そもそも『自分たちの力で業務を改善していこう』という意識がないこと」そのものを、社長は根本的な経営課題として認識していたのです。そして、この「意識の壁」を解決するための「手段」として選んだのが、RPAでした。
プロジェクトは完全にトップダウンの形で、3つの部門における業務改善に挑む形でスタートしました。社長自らも定期的なミーティングに参加し、全社一丸となって自動化への挑戦が続けられました。

4. 一年後に手に入れた「350時間の余白」と「自走するチーム」

社長も交えたミーティングを定期的に重ねながら、1年間にわたり真剣に取り組み続けた結果、A社様は年間で合計「350時間」もの業務時間削減を達成しました。
しかし、それ以上に価値があった成果は、社内に生まれた意識の変化です。 スタッフ一人ひとりが自分自身の業務を振り返りながら、どうすればロボットに任せられるかを考えてロボット作成を進めました。そのプロセスを通じて、「自分たちの手で業務を改善していくのだ」という当事者意識が、自然と社内に根付いていったのです。
これこそが、社長が言葉通りに1年かけて創り上げた「自発的に業務を見直し続ける組織風土」でした。

まとめ:ツールを導入するだけで終わらせない本当の価値

A社様の成功事例は、社長による1年前の素晴らしい意思決定はもちろん、何より「RPAを組織づくりのきっかけにする」という見事な着想があったからこそ実現したものです。
RPAを動かすのは「人」であり、最後に何よりも大切になるのも「人」です。自分たちの手で業務を自動化し、仕事がラクになる体験を重ねることで、現場の意識は「やらされる業務」から「自分たちで良くしていく業務」へと、前向きに変革していきます。

「自社でも、こんな風に社員が自発的に改善できる組織を作りたい」と思われたら、まずは小さな一歩から始めてみませんか? 「RPA」は、皆様の現場が自分たちの力で自走できるようになるまで、伴走型で徹底的にサポートいたします。ぜひお気軽に無料トライアルや個別相談から始めてみてください!


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