ネットワーク管理者不在では悪意ある脅威への対応が困難。解決策はUTMにあり!
今は昔「島国だから、水と安心・安全はタダ?」
情報セキュリティ上のリスクとして、「悪意ある脅威」は日々進化しながらますます高まっています。(世界で1日に100万種以上のマルウェアが生み出されています)特に「標的型攻撃」の脅威は日本の官庁や企業、団体にも襲いかかり、報道等でもご存知の通り、これまでにも数々の情報漏洩事故を発生させています。汚染されたパソコンが、そのパソコン上にあるアドレスにウイルス付きメールを勝手に送信するなどした場合、企業としてのセキュリティ姿勢そのものが疑われ、社会的信用まで失います。そうしたOSやアプリケーションソフトの脆弱性を狙った世界基準(!)の最新の攻撃に対応するには、従来型のファイアウォールの設置やアンチウイルス対策といった「個別の」対策だけでは不十分だといえます。
最近では複合機に蓄積されるスキャンデータやFAX送信先や送信イメージなどを狙ったウイルスでの被害も確認されています。便利な卓上NAS(ネットワークハードディスク)なども、専用のセキュリティソフトは無いため、社内ネットワーク全体を網羅したセキュリティが求められています。
「サイバー攻撃を受けた企業」に聞く被害金額 日本ネットワークセキュリティ協会が70社にアンケートhttps://t.co/iTKKHecGAC
— ITmedia NEWS (@itmedia_news) October 25, 2023
こんなお悩みありませんか?
スマホやタブレットも増え包括的なセキュリティ対策は大丈夫?
社内のネットセキュリティ対策は不可欠だが、何から手をつけて良いかわからない…
社内に専任のネットワーク管理者が居らずセキュティ設定がわからない
沢山あるセキュリティ機器には保守期限が切れたものも沢山…
卓上の共有ハードディスクや複合機へのセキュティ対策は要らないの?
ネットワーク管理者不在では、悪意ある脅威への対応が困難!
これまでのネットワークセキュリティ対策は、複数の機器や製品を組み合わせて防御することが一般的でした。しかし、それぞれに特徴や強みがある製品※を併用することは…
- 機能が重複する、またはそれぞれの相性がある場合がある。
- それぞれの特徴や機能を活かすには個別に設定する必要がある。
- 機器間をネットワークで繋ぎ、かつそれぞれの機器に電源を供給しなければならない。
- 通信パフォーマンスが落ちたりした時などはトラブルの原因の所在が分かりにくい。
など、企業にとって悩みの種でもありました。しかも、それらが組み合わさってキチンと機能しているかどうかも分からない状態ということもありえます。
※専用の機器や機能として代表的なものとして、ファイアウォール、IDS(intrusion detection system侵入検知システム)やIPS(intrusion protection system侵入防御システム)、アンチスパム、アンチウイルスなどが挙げられます。
そこでUTM
UTM(Unified Threat Management = 統合脅威管理)なら多面的な攻撃から企業ネットワークを統合的に守ります。
UTMはこれらの機能を1台に統合した製品です。初期設定から運用管理までUTMの管理画面を通じて行います。最新のセキュリティ対策情報はインターネットを通じてUTMに配信されて自動的に反映されるため、常に最新の対策が施された状態となることからネットワーク環境は常に最新の安全性が適用される状態が維持できます。また、機器や製品が1台に統合されることにより、保守や運用にかかるコストや労力も削減できます。 UTMは通信キャリアやエンタープライズ(大企業)向け、中堅企業向けなどだけではなく、SOHOクラス向けの製品もラインアップされています。専任のネットワーク管理者が居ない企業さまなどにも幅広く導入されています。工場などでもネットワークに繋がる機器やロボットを防御するために、工場単位で導入される企業もあり、業種を問いません。
コウシンをお選びいただく理由
当社は創業30年を過ぎ、複合機をはじめとするOA機器の販売・保守を行っておりますが、UTMに関しても、この機器が日本に導入されて以来15年以上に渡り販売してきた豊富な実績があるだけでなく、パソコンやサーバー、UTMを含めての専任技術サポートチームも擁しており、ご導入後のアフターサポートにもご安心いただけます。
※東京、神奈川、千葉、埼玉につきましては、当社技術員が訪問して設置作業を行います(その他の地域で設置を希望される方もお気軽にご相談ください)
こんな企業さまにも…
これからISO/IEC27001(JIS Q 27001)に基づく情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)やプライバシーマークを取得しようとお考えの企業さま、もしくはそれらを維持しようとお考えの企業さまにもUTMの導入は有効です。
セキュリティソフトは要らなくなるの?
UTMでネット回線の入り口で防御することにより、社内ネットワークのセキュリティを向上させることは出来ますが、外部から持ち込まれるUSBメモリや、スマートデバイスなどがウイルスに汚染されていた場合などは、接続したパソコンが汚染される可能性があります。ネットワークの外へ流出する事態はUTMによって避けられますが、パソコン自体へのダメージは起こりえるため、セキュリティソフトとの併用を推奨いたします。コウシンではソフトの有効期限のない、クラウド型の月額課金型セキュリティソフト“Dr.オフィスProtect”も提供しております。ご興味がおありでしたら併せてご相談ください。