貴社のホームページ、社名以外で検索上位に表示されていますか?
あなたは自分の調べたい情報がなかなか検索にヒットしてくれない…といった経験はありませんか? インターネット検索をして紹介されたページに入ってみたら、別サイトの引用やリンクばかりだったり、Twitterのコメントだったり、読み進めていても一向に本題に入らなかったりと、誰しも一度はこのような経験があるのではないでしょうか。欲しい情報にたどり着くまでに、何度も迂回させられてしまうと結構なストレスになってしまいますよね。
これと同じように、貴社のホームページはインターネットの検索結果に表示され、潜在的な欲求(ニーズ)を持つ検索ユーザーに対して、提供する商品・サービス等の価値や強み(シーズ)の情報をスムーズに届けられているでしょうか?
<目次>
・欲しい情報に辿り着けない…こんな経験ありませんか?
・一大事! ホームページが誰にも見られていない!?
・なぜ検索順位が上がらないの? それは◯◯◯が原因かも
・SEO対策に取り組むことで、ホームページの役目が劇的に変わります!
・SEO対策のメリットは? 検索埋もれから脱却!
・【成功事例】長期的戦略ともう1つの戦法とは
・SEOは早期対策が重要!
・検索結果の上位表示を目指し、集客率向上を支援します
一大事! ホームページが誰にも見られていない!?
お客様のためのホームページなのに、お客様側の検索結果に表示されてない。…そんな状況を打破するためには落ち着いて整理してみることが大事です。あなたは自社のホームページが誰に向けて作成されているものかを考えたことはありますか? 大まかに分けるとほとんどのケースが『新規のお客様向け』、『既存のお客様向け』、『新規と既存への両方』の3パターンに分かれるかと思います。このうち「既存顧客以外に展開をするつもりはない」とお考えの場合は現状維持でも十分かもしれません。その理由は簡単で、既存顧客は既に貴社名を知っており、『企業名そのもの』で検索をかけた場合、社名被りがない限りは基本的に検索画面へ上位表示がされるためです。
一方、『新規のお客様』や『新規と既存の両方』向けと考えられた方は要注意です。なぜなら、貴社のことを知らないお客様は社名ではなく、『リフォーム工事 + 最安値』や『八丁堀 + ランチ』等といった具合に、ニーズを組み合わせた複合キーワードで検索することがほとんどであるためです。
インターネット検索をするユーザーの9割以上は、検索結果の3ページ目(検索順位30番)までしか見ないという調査結果もあることから、ホームページがあったとしても、ニーズで検索をかけたときに30位内に表示されなければ、新規のお客様からみたらその企業は、インターネット上に存在していないのと同等で、とても大きな機会損失になっております。
なぜ検索順位が上がらないの?
それは◯◯◯が原因かも
では、どのようにすれば社名でなく複合キーワードで自社ホームページを上位に掲載できるのでしょうか。その答えのヒントが“質と量と鮮度”にあります。GoogleやYahoo!、Microsoft Bingなどの検索サイトは世界中のホームページをひとつひとつ巡回し、どのくらい有用な情報が含まれているかをAI(人工知能)が自動的に判断しています。よって掲載内容が薄かったり、情報量も少なかったり、更新頻度が低くて鮮度が落ちていると、『このホームページは紹介するに値しない』と判断して検索順位を下げられてしまいます。さらに現在ではモバイル端末との親和性も重要視されており、スマートフォン表示での最適化がなされておらず、PC用にデザインされた画面をそのまま縮小表示させるような状態のホームページに対しては、『スマートフォン表示に最適化された他のホームページを勧めよう』と判断され、広大なインターネットの中に埋もれてしまいます。しかし、このAIの挙動を考慮した対策を行うことで検索上位に表示できるテクニックもあります。これが一般に『SEO対策』と呼ばれる手法になります。
SEO対策に取り組むことで、
ホームページの役目が劇的に変わります!
※1…検索結果で広告枠の下に表示されているものが自然検索結果に当たります(オーガニック検索とも言います)。
Googleをはじめとする大手検索サイトは、検索エンジンのプログラムに従って検索結果の順位を判断していますが、一体ホームページのどこを見てサイトの評価を決めているのでしょうか。それは、ホームページの中にどのような内容が掲載されているか、掲載内容の情報量などの内部的要素や、他の外部サイトからリンクされているか(「第三者からオススメされる程の価値があるか」等の外的要素)などを基準として、その結果を基にアルゴリズム(※2)と呼ばれるシステムが順位を決定しています。さらに、このアルゴリズムは検索品質を大幅に改善するため定期的にアップデートされています。そのためGoogle等が推薦するホームページの評価基準は、過去と現在で大きく変わり続けているのです。
※2…アルゴリズムとはコンピューターで計算を行う際の「計算方法」のことを指します。何か問題を解いたり作業をする上での「手順」や「ルール」という風に言い換えることもできます。
SEO対策のメリットは?
検索埋もれから脱却!
前述のとおり、検索サイトの評価基準が年々変わるその理由はなぜなのでしょうか。Google検索のシェアは日本では約7割、全世界では約9割の人々が利用する圧倒的な人気を誇る検索エンジンではありますが、その裏では私たちユーザーの趣味嗜好や行動履歴などのプライバシー情報を収集することにより、ユーザーごとにマッチングした広告を適切に表示させることで莫大な広告収入を上げているのは周知の事実です。ただし、そんなビジネスモデルに対して不信感が募ったユーザーがGoogle離れを起こしているようなのです。このプライバシー保護意識が高まるなか、アメリカではプライバシーデータを収集しない「DuckDuckGo」という検索エンジンが登場し、年々シェアが増加しているのはご存じでしょうか。そのようなユーザー離反を引き止めるためにも、検索結果のミスマッチを避けてユーザーのストレスを解放し、満足度を上げ、シェアNo.1の絶対的地位を恒久的に盤石化することが、Googleがアルゴリズム・アップデートを繰り返して検索品質の精度を向上させ続ける理由のひとつでもあります。よってGoogleが好むSEO対策を行うことで、広大なインターネット空間に星の数ほどあるホームページ群の中に埋もれてしまうようなことは避けられるわけです。
さて、そのSEO解決を行うことで具体的にはどのようなメリットがあるのでしょうか?
・検索結果で上位表示されるため、中長期的に安定した集客が見込める。
・自社が意図する方向性で検索に引っ掛かりやすくする。
・流入したユーザーは自社が意図するユーザー属性にマッチしている可能性が高い。
ちなみにご自身でもすぐにできるSEO対策をご紹介すると、
・商品やサービスの内容を濃くする。
・テキストの文章量や画像、ページ数、内部リンクなどの導線を見直す。
・キーワード選定の見直しや表現方法を見直す。
・新着情報やブログによる情報発信を継続する。
その他にも実に様々なポイントがありますが、これらの4つのポイントをしっかり押さえるだけでも、集客数を飛躍的に高められる可能性があります。
【成功事例】長期的戦略ともう1つの戦法とは
SEO対策の成功例として、手前味噌ではありますが、コウシンが運営するECサイトの「事務機器ねっと」を例に挙げてみたいと思います。事務機器ねっとのホームページ自体は15年前に開設しましたが、2020年の9月からコンテンツマーケティングを強化すべく、取り扱い商品数を大幅に増やし、更にお役立ち情報や業界情報などを発信するブログ記事の拡充を行いました。その結果、僅か1年間で前年比で約7倍もの集客を実現しました。しかし、グラフのとおり突如として爆発的に閲覧数が上がったわけではありません。今回のケースでは長い時間をかけて徐々にコンテンツを拡充したことで、Googleにとっても、ユーザーにとっても有用なホームページと判断されたことが、集客数の向上に繋がっております。
SEOは早期対策が重要!
コウシンのように長期的なSEO対策により成功した例もありますが、本来SEO対策に最適なタイミングは、既存サイトをリニューアルする際や新規サイトを開設する際が有効です。理由は、このタイミングであれば最初から検索エンジンとの相性を考慮してサイトを設計できるためで、実際にGoogle社も公式に発表しています。
また、特定の商品に絞ってSEO対策を行う特設サイトを開設することもオススメです。特設サイトは特定の商品又はサービスに特化させたホームページ(LP=ランディングページとも呼ばれます)であり、特定商材のみにフォーカスさせて認知/販売をされたい場合にはうってつけです。特設サイトはコーポレートサイトのような“企業の顔”としての性質は薄まってしまいますが、顧客のアクションを誘導することに特化しているため効果的です。ホームページのSEO対策としてコンテンツを拡充させ、新規のお客様の流入を画策することが理想的ですが、インターネット検索を用いた新規顧客獲得の第一歩として、このような特設サイトも使い分けてみるのも良いかもしれません。
検索結果の上位表示を目指し、集客率向上を支援します
インターネット検索の順位を上げ、露出を増やすことで集客を伸ばす効果のあるSEO対策に取り組むことは、知名度向上や売上げアップに直結することをご理解いただけましたでしょうか?
ここまで解説いたしましたインターネット検索の原理を踏まえ、以下の4つのチェックポイントを確認してみてください。
① 自社のホームページに掲載されている企業情報や商品の情報は十分か?
② 新着情報やブログの更新は止まっていないか?
③ スマートフォンでの閲覧用に画面レイアウトが最適化されているか?
④ 社名でなく商品/サービス名で検索上位に表示されているか?
これらのチェックポイントに対して1つでもドキッとされた方は、一刻も早くコウシンにご相談ください。コウシンにはGoogle社の個人認定資格GAIQ(Google Analytics Individual Qualification)を取得したWebアナリストを配しており、幅広い集客手段や流入導線の分析を行い、アクセスログ解析からサイト内の動きに注目し、サーベイからアセスメントを行うことで、行き詰まったSEO対策の解決にもお役立ていただけます。インターネットからの集客や認知度向上にお困りの方は気軽にお問い合わせください。