今話題のAI。ChatGPTとGeminiを徹底調査!業務効率を最大化する耳寄り情報を解説
現在AI(人工知能)がさまざまな分野で活躍を示しています。そんなAIの中でも特に注目を集めているのは、2022年11月にリリースされた「ChatGPT」です。この会話型人工知能を興味本位で使用したことがある方も多いのではないでしょうか。
ChatGPTのGPTとは「Generative Pretrained Transformer」の略で、「人間のように自然な文章を生成することができる言語モデル」という意味です。その特徴から小説の執筆支援やカスタマーサポート、教育まで幅広い分野で利用されています。実際に利用するとスラスラと文章が現れ、回答をくれる感覚は人間とチャットをしているようで衝撃的でした。
そして、ChatGPTの後を追うように2023年3月にGoogle Bardが登場しました。Bardも会話型人工知能で、Googleが提供しているサービスの一環です。
その「Bard」が、2024年2月8日より「Gemini」へとサービス名が変更されました。
GeminiはBardとは違い、ブラウザだけでなくアプリで利用できるようになりました。スマホ向けアプリを発表したことにより、Androidではアプリをタップしなくても電源ボタンの長押しでGeminiを利用できるようになるそうです。
今回はその話題のAI、Gemini(旧Bard)とChatGPTを比較したインプレッションを解説していきたいと思います。
・ChatGPTとGeminiの性能や使用感を徹底比較しました!
・実際にChatGPTとGeminiを使って以下のタスクを実行してみました!
・どちらのAIが使い勝手が良い?
・GoogleWorkspaceとの連携でビジネスに役立てましょう
・Geminiの始め方
ChatGPTとGeminiの性能や使用感を
徹底比較しました!
2023年10月現在、会話型人工知能の利用者数は世界で数十億人に上ると推定されています。
「AIはまだ使っていない」と思われている方も、実は利用していたというケースがあるかもしれません。
例えば、あなたがカスタマーサポートのチャットボットを活用した場合は、対話型音声ルーティング(IVR = Interactive Voice Response)というもので宅配便の再配達依頼などでも用いられており、馴染み深いのではないでしょうか。
ChatGPTとGeminiは、どちらも大規模言語モデル(LLM = Large Language Model)と呼ばれる、非常に巨大なデータセットとディープラーニング技術を用いて構築された言語モデルのことです。このAIモデルは、テキストの生成、言語の翻訳、質問への回答などのタスクに使用できます。
この膨大な知識と情報を積んだ2大AIモデルのChatGPTとGeminiを比較していきます。
ChatGPT | Gemini | |
開発元 | Open AI | Gemini |
学習データ | テキストの膨大なデータセット | テキストとコードの膨大なデータセット |
用途 | 自然言語の生成、翻訳、要約、創作など | 自然言語の生成、翻訳、要約、質問への回答など |
回答の速さ | ・誰かがタイピングをしているかのような速度 ・チャットをしている感覚で、遅いと感じることはない |
・質問をしてから回答まで、質問の内容によるが、Googleで検索して考えてから回答を出している |
強み | 創造性が高い | ・最新の情報にもアクセス可能 ・Googleの機能と連携が可能 |
弱み | ・情報が古い場合がある ・まだ開発中のため、誤答することがある |
・まだ開発中のため、誤答することがある |
料金 | 無料(一部有料) | 無料(一部有料) |
学習データ
ChatGPT
インターネットから収集したテキストでトレーニングされています。これはTransformerと呼ばれる機械学習アルゴリズムを使用して学習する、テキストの長距離依存関係を理解するのに優れたアルゴリズムです。ChatGPTはTransformerによりテキストの単語やフレーズ間の意味的な関係を学習します。
そのため、私たちが質問したりテキストの作成を依頼すると、依頼した内容に沿って回答をくれます。
しかし、ChatGPTは全ての情報が完璧に揃っているわけではありません。開発中の段階であり、常に新しい知識を学習しています。
Gemini
インターネットから収集したテキストとコードでトレーニングされています。書籍・記事・Webページ・SNSの投稿など、さまざまなトピックに関する知識を持っています。ChatGPTと同じく、Transformerの機械学習アルゴリズムを使用して学習します。
テキストとコードの両方のデータをトレーニングデータとして使用しているため、コードを作成したりプログラミングに関する質問にまで答えることが可能です。(これはChatGPTではできません。)
ChatGPTと同じく、開発中の段階であり、常に新しい知識を学習しています。
回答の正確性
ChatGPT
2021年までのデータに基づいて回答しているため、回答の正確性はGeminiほど高くありません。プラグインやウェブブラウジング機能などを利用すれば、インターネットに接続して利用ができます。
(Chromeの拡張機能「WebChatGPT」は無料で導入でき、インターネットの接続が可能です。)
Gemini
Google 検索と連動しているため、最新の情報に基づいて回答することができます。そのため、回答の正確性は高いと言えます。また、GoogleのAI倫理チームによってトレーニングされているため、偏見の少ない回答を生成できます。
使用料金
ChatGPT
基本は無料で使用できますが、最新版のモデル「ChatGPT Plus」が有料です。このChatGPT Plusは、インターネットの接続が可能でプラグインを用いることができます。ChatGPT Plusのプラグインを用いることで、リアルタイム情報の取得や、外部サービスを起動させたりすることが可能です。(例えば航空券の予約をChatGPTとのチャット上で行うことができます。)
ChatGPT Plusはサブスクリプションで、料金は月額20ドルとなります。
Gemini
基本は無料で利用ができます。最新プランとして、常に複雑なタスクに対応する、高性能かつ最大のモデルである「Gemini Ultra 1.0」を搭載したGemini Advancedがあり、月額2,900円(2024年2月現在)で利用が可能です。長文生成やコード生成など、より高度な作業ができます。仕事や研究で利用する方。広告が表示されない環境で作業したい方におすすめです。
実際にChatGPTとGeminiを使って
以下のタスクを実行してみました!
テキストの生成
テキストの生成を指示しました。
Q:以下の文章をビジネスの現場で使えるような丁寧で分かりやすい文章に校正して下さい。
ChatGPT
申し訳ございませんが、貴社のご要望に従います。
納期に間に合わせるため、速やかに対応させていただいておりますが、もうしばらくお待ちいただければ幸いです。
誠に申し訳ございませんが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
Genini
修正案
件名: 納期延長のお願い株式会社〇〇〇〇
〇〇様平素より格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。
このたびは、納期に間に合わぬこととなり、誠に申し訳ございません。
現在、貴社のご要望に沿うべく、可能な限り早急に作業を進めております。
つきましては、大変恐縮ではございますが、納期を〇月〇日まで延長していただくことは可能でしょうか。
ご迷惑をおかけいたしますこと、重ねてお詫び申し上げます。
何卒よろしくお願い申し上げます。株式会社△△△△
△△変更点
・件名を分かりやすく設定
・会社名と担当者名を明記
・丁寧な挨拶と感謝の言葉を追加
・具体的な納期延長の期日を提示
・依頼の理由を簡潔に説明
・結びの言葉を丁寧な表現に変更
・その他必要に応じて、状況説明や代替案などを追加することも可能です。
相手との関係性や状況に合わせて、言葉遣いを調整してください。
ChatGPTは、筆者が作成した文章をそのまま活かして、「ビジネスの現場で使える、丁寧で分かりやすい」文章に修正してくれています。Geminiはメールで送ることを想定し、「お世話になっております」と言葉を始めており、具体的な変更点に関しても示してくれました。
回答のスピード:ChatGPTのほうが早い
言語の翻訳
『ライ麦畑でつかまえて』の一説を翻訳してもらいました。
Q:以下の文章を日本語に翻訳してください。
ChatGPT
「スペンサーさんへ」と読み上げました。エジプト人について知っていることはそれだけです。スペンサーさんの講義は非常に興味深いのですが、なぜか彼らにあまり興味を持てません。とにかく、英語以外はすべて落第しているので、私が不合格でも問題ありません。
敬具、ホールデン・コールフィールド。
Gemini
先生(彼は声に出して読み上げました)。エジプト人について、僕があれこれ知っている情報は、これだけです。先生の授業は面白いけれど、どうしてもエジプト人に興味が持てません。でも、ほかの科目も全部落第しそうだし、エジプト人で落第しても僕的には構いません。それでは失礼します。敬具、ホールデン・コールフィールド.
村上春樹さん
スペンサー先生(と彼は声に出して読み上げた)、これは僕がエジプト人について知っていることのすべてです。先生の講義はとても興味深いものがありましたが、僕はどうしてもその人々に興味を持つことができなかったのです。僕を落第にしていただいてけっこうです。僕はどうせ、英語以外の科目をたぶん全部落とすことになると思いますので。
ホールデン・コールフィールド 拝
今回使用したのは、有名著書『ライ麦畑でつかまえて』の一説です。これに関して正解はありませんが、村上春樹さんの翻訳を参考に比較していこうと思います。ChatGPTは一文一文を翻訳し、繋げているようでした。対してGeminiは独自の解釈をし、日本語を上手く繋いでいるようです。また、登場人物の性格まで表しています。村上春樹さんの翻訳に近いのはChatGPTかと思いました。しかし、どちらのAIの翻訳も大きく外れた箇所はなく、誤訳はされていませんでしたね。
回答のスピード:ChatGPTのほうが早い
質問への回答
ChatGPT
Q1:ChatGPTとGeminiの違いを教えてください。
ブラグインなし
私の知識は2021年9月までのものであり、それ以降の情報は持っていません。したがって、2021年9月以降に登場した「Gemini」というサービスやプロダクトについては知識がありません。一方で、私は「ChatGPT」については説明できます。
ChatGPTは、OpenAIによって開発された自然言語処理モデルの一種であり、ユーザーとの対話を通じて質問に答えたり、説明したりすることができるAIモデルです。ChatGPTはテキストベースの対話システムであり、情報の提供、質問への回答、コンテンツ生成など、さまざまなタスクに活用できます。
「Gemini」というサービスやプロダクトについての詳細情報が提供されていないため、具体的な違いを比較することはできません。新しいプロダクトやサービスが登場した場合、その特徴や機能に基づいて、ChatGPTとの比較を行うことができるでしょう。新しい情報については、公式な発表や情報源を確認してください。
ブラグインあり
ChatGPTとGeminiの違いは以下の通りです
開発者と会社の違い:ChatGPTはOpenAIによって開発されました。一方、GeminiはGoogleによって開発されました。この違いは、それぞれの企業の技術アプローチや目標に影響を与えています。
対話スタイル:Geminiはクリエイティブな返答をする設計になっており、ユーザーからの指示に対して創造的な回答を提供します[5]。対照的に、ChatGPTは過去の会話を参考にして対話を行います。
リリース日:ChatGPTは2022年末にリリースされました。Geminiはその後に発表された新しいAIモデルです。
これらの要因により、ChatGPTとGeminiは異なる対話体験やアプリケーションに向いています。開発者やユーザーは、自分のニーズに合ったAIモデルを選択できます。
Q2:八丁堀でおすすめのランチを教えてください。
ブラグインなし
申し訳ありませんが、私のデータベースには特定の地理的な場所に関する情報が含まれていないため、八丁堀で具体的なランチ店をおすすめすることはできません。八丁堀周辺で美味しいランチを探すには、以下の方法がお役に立つかもしれません。
インターネット検索エンジンを使用して、八丁堀エリアのランチレストランやカフェを検索してみてください。口コミや評価をチェックし、評判の良い場所を見つけることができます。
レビューサイトや食べ物の評価アプリを活用して、地元の人々のレビューや評価を確認して、おすすめのランチスポットを見つけることができます。
地元の住民や友人におすすめのランチ場所を尋ねてみてください。地元の人々のおすすめは、通常、地元の美味しい食事の場所を知るための良い情報源です。
地元の観光案内所やホテルのフロントデスクに尋ねてみて、地元のランチスポットに関する情報を入手することができます。
八丁堀エリアにはさまざまな食事の選択肢があるかと思いますので、あなたの好みや予算に合った場所を見つけることができるでしょう。おいしいランチをお楽しみください!
ブラグインあり
八丁堀でおすすめのランチスポットはいくつかあります。以下はその中からいくつかの選択肢です
1.肉キッチン BOICHI 八丁堀入船店: 八丁堀で人気のあるランチスポットの一つです。ここでは美味しい肉料理が楽しめます。
2.梨の家 八丁堀店: 梨を使った料理が評判の良いお店で、八丁堀でのランチにぴったりです。
3.フランス酒場 ル・フォセ872: フランス料理が好きな方におすすめのお店です。
4.麺や 七彩: ラーメンやつけ麺が楽しめるお店で、ランチにぴったりです。
5.ロダン: カレー、インドカレー、タイ料理が楽しめるお店で、バラエティ豊かなランチメニューがあります。
八丁堀のランチは多彩で、様々な料理が楽しめます。選択肢の中からお好みの料理を楽しんでください。
Q3:関ヶ原の戦いについて教えてください。
関ヶ原の戦いは、日本の歴史において非常に重要な戦いの一つであり、1600年に発生した戦闘です。この戦いは、日本の戦国時代から江戸時代への移行期に位置し、日本の統一を目指す様々な軍事勢力が衝突した出来事として知られています。以下に関ヶ原の戦いの主要な要点を説明します。
1. 対立する勢力:
– 東軍(東軍西軍の呼び方もあります):徳川家康を中心とする勢力で、関ヶ原においては東軍が主導的でした。彼らは豊臣秀吉の死後、秀吉の遺志を受け継ぎ、日本の統一を目指しました。
– 西軍:豊臣秀頼を支持する勢力で、豊臣秀吉の家臣やキリシタン大名(キリスト教を信仰した大名)などが含まれました。彼らは徳川家康との対立を深めていました。
2. 戦闘の背景:
– 豊臣秀吉の死後、その跡を継いだ豊臣秀頼は若干の年齢であったため、秀吉の遺志を受け継ぐために徳川家康との対立が激化しました。
– また、キリスト教の信仰や異国との交流を重視するキリシタン大名たちも徳川政権に対抗し、西軍に参加しました。
3. 戦闘の結果:
– 1600年9月15日に、関ヶ原での戦闘が勃発しました。戦闘は約5時間にわたり、激しい戦闘が繰り広げられました。
– 最終的に、徳川家康率いる東軍が勝利し、西軍は敗れました。この戦闘の結果、徳川家康が日本の支配権を握り、江戸幕府を開いて江戸時代が始まりました。
4. 影響:
– 関ヶ原の戦いにより、徳川家康は江戸幕府の初代将軍となり、江戸時代の支配体制が確立されました。
– 戦闘で敗れた豊臣秀頼は庇護者であった浪人の豊臣秀次と共に自害し、豊臣家は事実上滅亡しました。
– キリシタン大名たちはその後キリスト教の弾圧を受け、江戸幕府の支配下に組み込まれました。
関ヶ原の戦いは、日本の歴史における転換点であり、江戸時代の幕府政権の成立につながりました。また、戦国時代から江戸時代への移行期における政治的、社会的変化にも影響を与えました。
Gemini
Q1:ChatGPTとGeminiの違いを教えてください。
ChatGPTとGoogleBardは、どちらも大規模言語モデルをベースとした会話型AIですが、以下のような違いがあります。
1. マルチモーダル処理
Gemini: テキスト、画像、音声、ビデオを処理できます。
ChatGPT: テキストのみを処理できます。2. 主な機能
Gemini: マルチモーダル処理能力を生かして、さまざまなタスクを実行できます。
画像キャプション生成
音声認識
動画の要約
言語翻訳
創造的な文章生成
ChatGPT: テキスト生成と理解に特化しており、主に会話型AIとして機能します。
自然な会話
質問応答
文章要約3. 使用例
Gemini: 幅広い分野で活用できます。
教育
エンターテイメント
医療
ビジネス
カスタマーサービス
ChatGPT: 会話型AIが必要な場面で活用できます。
チャットボット
バーチャルアシスタント
教育ツール4. その他
Gemini: Google AIによって開発されました。
ChatGPT: OpenAIによって開発されました。まとめ
Geminiはマルチモーダル処理能力を持つ多才なAI
ChatGPTは会話型AIに特化したAI
どちらを選ぶかは、用途や目的によります。
Q2:八丁堀でおすすめのランチを教えてください。
八丁堀でおすすめのランチをいくつかご紹介します。
1. 一汁三菜 イタリア~の 八丁堀
カテゴリー:イタリア料理店
住所:東京都中央区八丁堀3丁目23-10 スカイハイム2F
営業時間:[火-日] 11:15-14:30、17:30-21:00
価格帯:$$
Google の評価:4.0
電話番号:+81 90-5100-6770
公式サイト:https://ichijyuusansai.com/: https://ichijyuusansai.com/
おすすめポイント・一汁三菜のヘルシーなイタリアンランチが楽しめる
・パスタやメインは日替わりで、飽きずに楽しめる
・店内は明るく開放的で、女性一人でも入りやすい2. とんかつ 丸五
カテゴリー:とんかつ店
住所:東京都中央区八丁堀3丁目20-8
営業時間:[火-金] 11:30-14:00、[土] 11:30-13:30
価格帯:$$
Google の評価:4.5
電話番号:+81 3-3551-5350
おすすめポイント・肉厚でジューシーなとんかつが楽しめる
・ご飯、味噌汁、キャベツはおかわり自由
・ランチタイムは行列ができる人気店3. 炉端とおでん 魚河岸
カテゴリー:居酒屋
住所:東京都中央区八丁堀3丁目22-6
営業時間:[月-金] 17:00-23:30、[土] 17:00-23:00
価格帯:$$$
Google の評価:4.2
電話番号:+81 3-5542-3433
おすすめポイント・新鮮な魚介を使った炉端焼きやおでんが楽しめる
・ランチタイムは定食メニューも提供
・店内は落ち着いた雰囲気で、ゆっくりと食事を楽しめるその他
八丁堀には、他にもたくさんのランチスポットがあります。
自分の好みや予算に合わせて、お店を選んでみてください。
Q3:関ヶ原の戦いについて教えてください。
関ヶ原の戦いは、1600年(慶長5年)9月15日に美濃国関ヶ原(現在の岐阜県不破郡関ケ原町)で行われた戦いで、徳川家康率いる東軍と石田三成率いる西軍が戦いました。
戦いの背景:豊臣秀吉の死後、徳川家康は権力を増大させていき、豊臣家に対する脅威となっていました。これに反発した石田三成は、家康討伐の挙兵を決意します。
戦いの経過:東軍は家康を中心に、福島正則、黒田長政など有力武将が参陣しました。一方、西軍は三成を中心に、毛利輝元、宇喜多秀家など豊臣恩顧の大名が参陣しました。戦いは西軍優勢で始まりましたが、小早川秀秋の裏切りによって形勢は逆転し、東軍が勝利しました。
戦いの影響:関ヶ原の戦いは、徳川家康の天下統一を決定づける戦いとなりました。家康はその後、征夷大将軍となり、江戸幕府を開きます。
関ヶ原の戦いの重要性:関ヶ原の戦いは、日本の歴史上重要な戦いの一つであり、その後の日本の政治体制を大きく左右しました。
「質問」に関しては、インターネットが繋がっているかいないかという点が重要だと分かりました。Q1とQ2は、インターネットに繋がっていないChatGPTが不利という結果になってしまったので、Chromeのプラグイン「webChatGPT」と連携したところ、新しい回答を得ることができました。
また、この質問に関しての回答の正誤に関してですが、ChatGPTのQ2、「梨の家」の説明が本来であれば「焼肉店」と表記されるところを、「梨を使った評判の良いお店」と表記されており、間違っている回答でした。
Q3に関しても多くのネットの記事が関ヶ原の戦いは約6時間と表記されているのに対して、約5時間と表記されており、若干の間違いを見つけました。人物名はあまり書かれておらず、西軍をキリシタン大名のひとくくりにした箇所が疑問です。
Geminiの回答は、Bardで調査した時よりもまとまっているという印象を受けました。Bardの際はつらつらと詳細まで書き出していた質問の答えを、Geminiでは見やすい文字数に要約しています。表題もあるため、分かりやすい回答だと感じました。
Geminiでは、Bardでこれまで使用してきた通り、チャット形式で掛け合いができます。また、回答を適切な長さに書き換えたりすることが可能になりました。書き換えは、「短くする」「長くする」「シンプルにする」「カジュアルな表現にする」「専門的な表現にする」という選択ができます。
どちらのAIが使い勝手が良い?
ChatGPTとGeminiを比較してきた結果、実際の使用感からGeminiの方が現状では使いやすく、優れていると感じました!
開発中のため、誤答している箇所もありましたが、情報の新鮮度やGoogle検索への連携を上手く活用していて、便利さを感じました。AIの回答を鵜呑みにするのではなく、ファクトチェックもしっかりとすることが重要ですね。
また、1つの回答に対して、回答だけでなく詳細情報を加えてくれるため、質問に対する知識がより深まります。ChatGPTの方が回答は早く、質問によっては詳細が記載されていることもありましたが、筆者がAIを使用する目的としての「テキストの生成、翻訳、要約、質問への回答など」においてはGeminiを利用したいと思いました。
ちなみにChatGPTとGeminiとは別に、新たな大規模言語モデルが登場予定です。2023年11月1日からMicrosoft 365に、AIを活用した新サービスである「Microsoft 365 Copilot」が提供されると発表されました。(なお、Windows 11向けに提供されるWindows Copilotは9月26日から提供されます)こちらは月額30ドル(日本円で4,000円)と有料ですが、Microsoft 365との連携による効率化に期待が高まっています。
GoogleWorkspaceとの連携でビジネスに役立てましょう
Geminiの最大の特徴と強みとして、グループウエアのGoogle Workspaceとの連携が可能な点が挙げられます。
質問の回答を、Googleドキュメントにエクスポートすることが可能です。今回の対照実験用の文章の生成でも大いに役立ちました。また、Geminiの回答に表があった場合は、Googleスプレッドシートとの連携が可能です。簡易的なセルに分けて表示してくれます。
また、Googleレンズとの連携により、画像を伴った質問も可能になりました。例えば、著名人のSNSで自分好みの靴を見つけた場合、その画像をGeminiにアップして『この靴の詳細を教えてください』と質問すると、AIの画像解析により靴の詳細を教えてくれます。
このAIの画像を利用した機能は、Googleスライドでも活用されています。
また、有料版のGemini AdvancedはGoogle Mapと連携すると、ある場所の写真から、看板の言語や周りに写り込んでいる建物や植物から、場所の特定を行うことが可能です。同じことをChatGPTで行うと、写真から読み取れる文字や写り込んでいる建物の説明が返答となります。
このように、Geminiとの連携により、GoogleWorlspaceが超強力なグループウエアに進化するのです。Geminiはビジネスのさまざまな場面で活用できる無限の可能性を秘めたツールです。Google WorkspaceをGeminiと連携して使用することで、さらに効果的なコラボレーションを発揮します。情報の迅速な共有、文書作成の効率化、コミュニケーションの円滑化を実現し、あなたのビジネスの生産性向上にお役立てください。
※ちなみにこのブログ記事はAIで生成されたものではありません。
Geminiの始め方
最後にGeminiの使い方をご紹介いたします。
下記の手順でセットアップするとGeminiをスムーズにご利用いただけます。
- Googleアカウントを作成します。
Googleアカウントをお持ちでない場合、Googleアカウントを作成します。 - Googleの検索ページにアクセスします。
アカウントを作成したらログインをし、ブラウザよりGoogleの検索ページにアクセスします。 - Geminiを検索します。
Googleの検索ページより、「Gemini」と入力し、検索しましょう。 - 質問を選択して使用してみましょう。
「歴史に関するクイズ」や「面接の準備」「モノの比較」など、初めてGeminiを使用する方へのヒントがあるので試してみましょう。 - 自分で質問をしてみて会話をしてみましょう。
Geminiが提案した質問で会話型AIの使い方に慣れたら、あなたが考えた質問を入力してGeminiと会話を進めてみましょう。
当社はGoogle Workspaceの販売パートナーであり、6年前よりGoogle Workspaceを導入しているため、業務におけるさまざまな課題を改善した実績と運用における多くの知見がございます。
GeminiやGoogle Workspaceのご導入に関するご相談は、オフィスコンシェルジェのコウシンへ気軽にお問い合わせください!