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オフィスコンシェルジェのひとりごと

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人事・労務

思わぬところにトラブルあり

思わぬところにトラブルあり

昨年よりWeb面談の機会が増えたことで、対面の頃よりも難しさを感じていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
私もようやく慣れてはきましたが、やはり多くは感じ取れていない日々を過ごしています。
ただ、一つの判断基準として、必ず次の質問を投げかけるようにしています。それは、「あなたにとって仕事とは?」というものです。お金を稼ぎたい、スキルを身につけたい等、回答は様々ですが、その言葉に乗せた熱意は、画面越しでも伝わるものです。
やはり何か欲がある方は、ぐっと来るものがありますし、そういった求職者は是非ご推薦したい!という気持ちになりますね。

さて、企業様にとっては新入社員も増え、コミュニケーションに苦労されているのではないでしょうか?
そこで今回は「思わぬところにパワハラあり」という事で、珍しいケースを紹介いたします。

ある企業様において、複数の派遣社員の方が働かれておりました。業務内容としてはデータの入力作業及び電話の取次業務になります。
ある日、データ入力をしている最中に電話が鳴り、その方は入力作業が中途半端であったため、電話を取らずに入力作業を続けていました。すると、「なぜ電話を取らないんだ!」と、派遣先の社員の方がその事に対して怒鳴ったそうです。すると、当事者以外の他の派遣社員の方がおびえてしまい、出社しなくなってしまったそうです。
そのレベルで会社を休むことの是非は置いておくとして、ここでのポイントは、「怒られている当事者以外の人であってもパワハラに感じてしまう」という点です。つまり、受け取る側がハラスメントと感じてしまえばそれはハラスメントとなる、となってしまいます。

今回のケースではそのような状況にならないように企業様側にとっても、「データ入力を行って欲しいけど、電話が鳴ったらそちらを優先して取ってください」といった具合に、指示を出すときは優先順位を明確にする必要があります。
「きっと分かってくれるはず」というのは、無意識に頼ってしまいますが、やはり十分に気を付けなければトラブルの基になりかねませんね。

from フミちゃん

フミちゃん プロフィール
西田GM
ゼネラルマネージャーの西田二三代です。業界30年以上の知見から、企業の人事担当者様に離職率の低減、面接の印象を良くするなどの役立つ情報をブログという形でお伝えします。
 
・1000社以上の企業にスタッフを紹介
・人材業界で30年以上のキャリア
・マネージャーとして事業部を統括
・面接したスタッフは延べ10,000人以上
・年齢:30歳プラス少々

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