\10倍楽するRPA仕事術/「ゼロからはじめるRPA」
導入事例

新年度の転機がRPA化を導いた事例2選

今回は、業務自動化に取り組み始めたきっかけをテーマに、RPAをご導入いただいた2社様の事例を紹介します。
そのきっかけはズバリ、「部署異動」と「新規事業」。
ちょうど今頃、新年度によくあるシチュエーションですね。

一見、負担が増えそうに思えるかもしれませんが、実はこのタイミングだからこそRPA化に踏み切った理由があるんです。

RPAやDXについて情報を集めている皆さんにとって、参考になる話だと思いますので、ぜひチェックしてみてください!

事例① 部署異動がきっかけで業務改善!

創業85年を迎えたN株式会社様で、RPA導入の中心となったのは、A専務です。
支店から本社に異動し、会社の業務を見ていく中で「手作業が多すぎるな……」と感じ、業務改善の必要性を実感なさったそう。

最初はどの業務を改善するかを見極めるところからスタート。
当時の経理や総務、営業のスタッフは、「今まで通りだから」と特に問題意識を持たずにいたかもしれません。

ですが、今では経理、総務、営業など、いろんな部署でRPAを活用するようになりました。
A専務が部署異動をきっかけとして、業務を客観的に見直し、課題をはっきりさせたことで、RPA化が成功した事例でした。

事例② 新規事業で劇的変化

株式会社B様は「新規事業」を始めるタイミングで、「新しく発生するデータ集計作業」のために経理部門からRPAを活用しました。

「新規事業から」という意思決定をしたのは、代表のO様です。
その理由は、「既存業務のRPA化だと、今の業務の負荷と、これからRPA化する負荷という目先ばかり注目してしまい、RPA化に後ろ向きになりかねないから」とのこと。

そこでO様はあえて全く新しい業務からRPA化をすすめることにしました。
結果的に経理担当の社員さんにとっては、「今の負担+α」ではなく、「0からのスタート」という位置づけになり、RPA化への抵抗感がなくなったそうです。

更に、1回10分で終わるような小さな業務であっても、「どうせならRPA化したほうがいいよね」という発想がスタッフ全員に自然と広まるようになりました。
新規事業への取り組みをきっかけに、うまく社員さんを動機づけしてRPA導入を成功に導いた事例でした。

変化のタイミングこそ、RPA導入のチャンス!

いかがでしたか?
「部署異動」による新たな視点や、「新規事業」から生まれる新しいアプローチをきっかけに、課題を発見し、周囲を巻き込みながらRPAを導入したことで、業務改善を実現した2つの事例をご紹介しました。

異動や新規事業など、環境が動くタイミングは、業務を見直しやすく、RPA導入にぴったりなタイミングです。「今まで通り」を見直せる視点と、「ゼロから設計できる」自由さがそろったRPA導入の絶好のチャンス!

変化をただの負担で終わらせず、RPAで“働き方の進化”につなげていきましょう!

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