今回は、ある電機メーカーA社が「残業が当たり前」という文化から脱却し、自発的に業務改善が進む職場へと変化したお話をご紹介します。
「昔から当たり前にやってきた定型業務」
これがRPAによって不要になったとき、社員の意識や会社の風土まで変わることに気づいたそうです!
A社では何が起こり、どのように業務改善が進んだのでしょうか?
「残業が当たり前」の状態に疑問を持つことが大切
今回の話は、決して「残業=悪」という話ではありません。
しかし、「なんとなく残業が続いている」「業務改善に目が向かない」といった状況に陥っている企業は多いのではないでしょうか?
A社の役員の方も、こうした状況に頭を悩ませていました。
「このままではいけない」と感じながらも、長年の慣習となった定型業務があるため、抜本的な業務改善に踏み出せない状態が続いていたのです。
そんな現場を改善し、社員が本来取り組むべき付加価値の高い業務に時間を使ってほしい! その思いから、RPAの導入を検討されました。
業務の自動化が進むと、社員の意識が変わる
A社ではまず、簡単な定型業務から自動化を進めました。
ロボットの作成メンバーが自動化の手応えを実感し、トライアルから正式導入後もどんどん業務のロボ化を進めていきました。
導入後しばらく経ち、ロボット作成メンバーにこう質問しました。
「業務が減って、楽になりましたか?」
すると、こんな答えが返ってきました。
「ロボができると、自分が楽になるのがすぐ実感できるので楽しいです!」
「定型業務の時間が減り、やりたかったことにチャレンジする余裕が生まれました!」
「業務改善の楽しさを実感できるようになりました!」
A社の役員の方によると、これまで疑問すら持たれていなかった業務についても、「この業務フローを変えた方が、ロボ化しやすくなるのでは?」といった議論が社内で自然と生まれるようになったそうです。
企業文化を変えるのは簡単ではない…だからこそ
「残業が当たり前」という文化から抜け出し、社内の潜在的な問題意識を顕在化させるのは決して簡単なことではありません。
「自社だけではなかなか難しい…」
そう感じる方こそお気軽にご相談ください!
単に業務を自動化するだけでなく、「理想的な組織へ変革するためのサポート」を一緒にさせていただきます。 RPAを活用して、働き方の質を変えてみませんか?