突然ですが、皆さんに質問です。
RPAを検討し始めるとき、最も欲しい情報は何ですか?
おそらく、多くの方が「活用事例」を挙げるのではないでしょうか。同じ業界や規模の会社が、どのようにRPAを使いこなしているのか、気になりますよね。
弊社では活用事例について豊富な情報を提供できますが、しかし、残念ながら、他社の事例を聞いただけで「よし、RPAを導入しよう!」と納得されるお客様はほとんどいらっしゃいません。
本当に必要な情報は
確かに、活用事例は参考になるかもしれませんが、それをそのまま自社に置き換えて実践できるケースは少ないです。
業務フローは会社ごとに異なり、他社の事例に期待し過ぎると、「でも、うちの場合は…」という壁にぶつかり、検討が進まないこともあります。
この壁を乗り越えるために本当に必要な情報、それは、「他社がどのようにしてRPA導入を検討したのか」という“検討プロセスの事例”なのです!
検討方法は一つではありません!
RPAの導入検討には、様々なアプローチがあります。一つの正解があるわけではないため、多くの企業様が悩まれています。
他の企業様は、どのようにしてその問題を乗り越えたのでしょうか?
今回は、代表的な3つの事例をご紹介いたします。
- 社内の関係者を巻き込む方法がわからなかったAさんの場合
業務改善の旗振り役としてRPA導入を検討していたAさん。セミナーに参加して「自社で取り組みたい!」と思ったものの、社内の賛同を得る方法に悩んでいました。
そこで、経営層から現場担当者まで、全社員が参加する「社内説明会」を実施。RPAの必要性を全社に共有した結果、その場で社長から導入の意思決定をもらい、重要プロジェクトとして動き出すことができました。 - 自動化できる業務のイメージが湧かなかったBさんの場合
RPAが業務改善に役立つのではと考えていたBさん。しかし、具体的にどの業務を自動化できるかイメージが湧かず、半年ほど検討が進まなかったそうです。
そこで、業務部門に「すべての業務を書き出してみてほしい」と依頼。出てきた業務リストを元に、RPAで自動化できるもの、そうでないものを分類し、優先度をチェックしていきました。
「業務を洗い出すことで、計画や費用対効果、目指すべき姿が明確になり、検討がスムーズに進みました」と話していました。 - 自動化したい業務があるけど不安があったCさんの場合
「自動化したい業務はあるけど、RPAで本当に自動化できるのか…」と不安を抱えていたCさんは、「業務診断会」に参加されました。
「最後に人の確認が必要な作業ですが、その前の工程はすべて自動化可能です。しっかり取り組んでいただければ、無料トライアル中に自動化が実現できるかもしれません。」
このアドバイスを受け、Cさんはトライアルを開始。見事に自動化を達成し、現在ではさらに多くの業務を自動化しています。
いかがでしたでしょうか。RPA導入を検討する際に、「他社の事例」だけでなく「検討プロセス」を知ることが、より実践的なヒントになります。
「うちも導入を検討しているけれど、どう進めて良いかわからない」「実際に自社でどのように活用できるかイメージが湧かない」といったお悩みをお持ちの方は、ぜひお気軽にご相談ください。